Lowepro Fastpack 250

今まで、僕は背負い式のカメラバッグ(いわゆるバックパック)を持っていなかった。

バックパックは、両手がフリーになるので、山歩きやハイキングに便利だ。
でも、僕のように定点から飛行機を撮ったりするカメラマンには、あまり必要がなくて、所有する機会がなかった。

しかし、最近になって、ちょっとした山に登って、いつもと違う写真を撮りたい、という欲が出た。
被写体を求めて、ちょっと足で歩く、という行動に、ちょっと興味が出てきたのだ。

そんな折、ロープロのファストパック・シリーズが発売されたことを知って、欲しくなってしまった。
このシリーズは、バッグのサイド面からカメラにアクセスできるようになっており、バッグを地面に下ろさなくても、カメラを取り出せる。

これまでも、ロープロには、1本のベルトを斜めがけにするスリングショット・シリーズがあった。バッグを体の前に回し、スムーズにカメラにアクセスできるのがウリだ。

これに対して、ファストパック・シリーズは、2本のショルダー・ストラップで背負うタイプなので、スリングショットのようにバッグを体の前に回すことはできない。しかし、安定感は間違いなく優れているはずだ。
僕は、このファストパックに好感を持った。

ファストパック・シリーズにも、大小何種類かのラインナップがあるが、僕にはファストパック250がよさそうだ。
ファストパック250と350は、ノートPCを入れるスペースを設けたタイプだが、ここは書類などを入れるのに役に立つのである。

で、ユーザーレビューをググってみると、dpreview.comに、とても参考になる記事が出ていて、とうとう購入に踏み切ってしまった。

FASTPACK250-1

MB-D10を装着したNikonD300に、AF 70-200mm F2.8を付けて収納したところ。レンズ・フードは逆付けである。
なんとか収まるが、ややバッグの横幅が不足気味で、全く余裕はない。

FASTPACK250-2

更に、AF 17-35mm F2.8を入れてみた。これは無理なく収まる。

FASTPACK250-3

まあ、バックパックを背負うような状況で、僕が持って行く機材としては、概ねこんなものだろう。
もっと交換レンズが必要なら上部コンパートメントを使うこともできるが、ここはクッション材が入っていないから、レンズはケースに入れておく必要がある。

FASTPACK250-4

なお、この上部コンパートメント、けっこうな容量があり、山歩きの携行品などを収納するのにも、そう不自由はないと思われる。

さて、いずれ使ってみて、使用感などを書くことができたら、と思う。


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