幸福の科学は宗教団体などではない

佐々木俊尚氏が「幸福の科学」幹部との対談イベントに臨むというニュースが流れて、ちょっと炎上している。
【幸福の科学】佐々木俊尚氏が、ジョブズ霊について語るイベント

僕も少し興味が湧いて、「どこかからギャラが出るのかな」とtweetしたら、「幸福の科学からギャラが出る」という本人のリプライを貰った。
当然、ネットでは”佐々木俊尚が「幸福の科学」の広告塔になるのか”という反応が出てくるわけだが、佐々木氏は「私は純粋に自分の興味と好奇心から出演するだけなので、それを教団側が宣伝に利用されるのは別に構わないと思います。 そんなのどんなイベントでも同じでしょう。」と嘯いている。

日本人には宗教に対して奇妙な忌避感を持つ人が多く、宗教だとか信仰だとかいうと、すぐに非科学的だのカルトだの、否定的な反応が返ってくる。
僕自身は、この現象は嘆かわしいことだと思うし、機会があるなら宗教者や信仰者と話をしてみたいという程度の関心を持っている。暇な時期には、家を訪ねてきた「エホバの証人」の人と話し込んで、いろいろ教えてもらったこともある。
しかし「幸福の科学」の幹部なんかと宗教の話をしたいとは思わない。
「幸福の科学」のことを、宗教団体だなどと思っていないからだ。

大川隆法や「幸福の科学」のやってきたことを見ればわかるが、彼らにはなんら確固たる宗教的世界観があるわけではない。宗教団体のようなコミュニティを作り出すために、そこらへんのオカルトや既存宗教の断片的なエピソードを勝手に継ぎ接ぎしているにすぎない。
そして、彼らが目的にしているのは、そうして集めた信者と、そこから搾取した財による、世俗社会への影響力行使であることは、あまりにも明白だ。

僕は、佐々木氏の宗教に対する「興味と好奇心」を疑わないが、「幸福の科学」をその対象とし、あまつさえ報酬を得て対談に参加するという行為は、あまりにも軽率であり、彼の知性を疑うには充分な事実だと言わざるをえない。

関連してるかもしれない記事:


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です