クワガタ捕り(その1)

うちの子供二人はどちらも女の子なんですが、最近ムシに興味を持ちはじめました。
上の子が小学校でクワガタムシやカブトムシの世話をしていることや、一緒に遊ぶ男の子の間でムシキングがブームになっているのがきっかけのようです。
街のホームセンターでは、カブトムシやクワガタの飼育用品が売られていて、飼育のための道具立てには心配なさそうです。せっかくなので、クワガタムシを捕まえてきてやろう、と思い立ちました。

ここで、「僕が子供の頃は、よくカブトムシやクワガタを捕ったもんだ・・・」と言いたいところなんですが、実は、僕自身そういう経験をほとんどしていません。近所にクヌギ林があるほどの田舎ではなかったし、父親が早朝の虫捕りに連れて行ってくれるような家庭でもありませんでした。ですから、どこへ行けばクワガタが捕れそうなのか、心当たりがありません。

で、早速インターネットで調べてみたものの、クワガタの捕れる場所を他人に詳しく教えるのは、タブーになっているようです。というのも、詳しい採集場所が不特定多数に知られると、あっという間に、その場所が荒らされてしまうらしいのです。クワガタ採集を趣味にしている大人の仕業だそうですが、困った世の中になったもんです。

それでも1件だけ、「僕のよく知っている場所」で「ノコギリクワガタを捕った」という書き込みを見つけることができました。さすがgoogleですね。
その場所は、決して山の中でもなく、人家から離れたところでもありませんが、確かに大きなクヌギらしい木があります。
まずは明るいうちに足を運んでみると、なんと、先客と思しき男性が、脇に停めた車から降りて、木の幹を物色していました! その幹には、樹液がしみ出ています! やはりクワガタ・スポットのようです。

さて、日没後、樹液が出ていた辺りを懐中電灯で照らしてみると、いましたいました! コクワガタ(♂)です!
手の上のコクワガタ
さらに、しばらく後になって再度覗いてみると、また別のコクワガタ(♂)1頭が捕獲できました!
うーん、なんとも楽に2頭のクワガタムシをゲット。
こうしてみると、今まで気がつかなかっただけで、意外と身近なところにでもクワガタムシがいるんですね。
なんだか、童心に帰って、とても嬉しくなってしまいました。
飼育中のコクワガタ



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください