Twitterアカウント永久凍結(8)

申し入れ書を送りました

本日付でTwitter Japanに申し入れ書を送りました。
最近は便利になっていて、e内容証明(電子内容証明サービス)でPCから送れるのです。
もっとも、用意されたMS Wordのテンプレートに書いたものをアップロードすると、それに照合が付され、出力した紙が配達されるというだけのことです。
それでも郵便局に出向く手間は減るし、プリンタがなくても送れるし、24時間受付なので、大きな進歩と言えましょう。

今回、書面で申し入れを行うことにしたのは、過去事例のブログを見て驚いたためです。
下に挙げたブログによると、フォームからのTwitterへの異議申し立ても、少なくともTwitter Japanの人間はろくに見てさえおらず、凍結解除も「Twitter Japanではできない」と書かれています。
Twitterに内容証明郵便で異議申し立てした話
「脅迫行為を推奨…」Twitterアカウントが凍結されたけど取り戻した話

にわかに信じがたい話ではあるのですが、「NGワード」と「通報」だけから機械的に違反判定やアカウント凍結が行われている状況を考えると、これには一定の説得力を感じました。

数多いであろう違反通報や異議申し立てに対して、生身の人間で対応しきれるリソースがTwitter Japanにあるとは思えませんし、世界中のユーザーに対してそのような態勢を整えたら、とても経営が成り立たないと思うのです。

もちろん、どこまで自動化されているか、自動化してよいのか、という議論は残りますが、こんなサービスが成り立つには、現在はそうした仕組みしかあり得ないということではないでしょうか。

ブラックボックス

前に「Twitterは単なるトーンポリシングをしている」と書きましたが、それは現在のIT技術あるいはAI技術の限界だから、というのが実態なのかもしれません。

Twitterは、その規則の中で「前後の発言などによって判断は変わる」と言っています。
しかし、先に挙げたブログに書かれているとおり、Twitter Japanが凍結解除の権限さえ持っていないのであれば、日本語Tweetの文脈を、判断に反映させることは非常に困難です。
いくらTwitter本社に日本語話者がいたとしても、数えきれない通報や異議申し立てに、いちいち誠実に対応できるキャパシティは持ち得ないと思います。

今回の書面による申し立てで、僕のアカウントが回復するかどうかは予断を許しませんが、Twitterのブラックボックスについて、いろいろ考える材料になりそうです。
少なくとも、Twitter社は自ら掲げた「規則」に沿ってユーザーコントロールできるような体制を採っていないのではないか、というのは大きな疑問です。

今日のところは以上です。
(・ω・)

Twitterアカウント永久凍結(9)へ→

←Twitterアカウント永久凍結(7)へ


Twitterアカウント永久凍結(8)」への5件のフィードバック

    1. あたたかいお言葉に感謝します。
      こちらのブログで引き続き状況をお知らせしていきますので、皆さんに知っていただけると嬉しいです。
      (・ω・)ノ

  1. ツイートかねてより拝見しておりました。
    ツイッター社への批判は継続しつつ、
    MVNOで新しい電話番号は安価に手に入りますので、
    二正面作戦で臨まれてはいかがでしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください