7月24日、25日、兵庫県の但馬空港でイベントがあったので、24日だけ行ってきました。
さすがに暑かったので、短時間でささっと写真を撮影して逃げて帰ってきましたが、来年は真面目にやりたいです。
個人的に、今回いちばん見たかったのは、この赤い「WACO F5C」。
黄色いWACOは何度か見たことがあるのですが、こちらの赤い機体は見たことがなかったのです。
お昼ごろになってもエプロンに姿がなく、心配したのですが、昼過ぎになってから飛んできました。
これはシーラスSR20。
但馬のイベントでは初お目見えです。
機体にパラシュートを内蔵していて、万が一操縦不能などの事態に陥っても、飛行機ごとパラシュートで降りてくることができる、という変わった飛行機です。
そんな機構が役に立つ場面は少ないと思いますが、最後の安全性確保手段として、意味があるのかもしれません。
これは各地のショーでお馴染みの、エクストラ300です。
塗装が以前よりも華々しくなっています。
相変わらずの華麗なアクロバットですが、1日3回も飛んでいました。ホントお疲れ様です。
今回ちょっと感動を覚えてしまったのが、奥貫パイロットの駆るFA-200(エアロスバル)のアクロバット。
この写真で、両主翼から煙のようなものが出てますが、スモーク装置なんかではありません。
Gが抜けているので、燃料系統のベントから燃料が出てるのだと思います。
がんばってます。
FA-200も、誕生から40年以上が経過しているはず。まさか半世紀も使われるなんて。すごいですね。
展示されていたモーターグライダー、ディスカスbTには、くまさんが乗っていました。
この炎天下で温室のようなコクピットに座っているなんて、人間には到底不可能ですが、くまさんは強いですね・・・。
なお、大野グライダークラブの方によると、このくまさんは「複座ソロの時の後席教官」だそうです。
つまり、ソロに出る技量がないと、くまさん教官の指導を受けることはできないということですね。
くまさんは、とても偉い教官のようです。