国産航空機のニュース2題

今日は、国産軍用機の開発にかかわるニュースが、立て続けに入ってきました。
まず、一部では既に報道されていた、陸上自衛隊向けの新多用途ヘリコプター(UH-X)開発の受注について、川崎重工から正式にプレスリリースがありました。
同社では、「OH-1を改造母機に、その技術・製造基盤を最大限に活用し、開発リスクとライフサイクルコストの低減を図る」としています。
UH-X想像図
なんかイメージ図も出ています。
当然ながら、なんの捻りもない、迷彩した汎用ヘリコプターの絵です。
まあ、こういうイラストというのは、文章だけでは全く形が思い浮かばない一般の人向けに提供される「イメージ用」ですから、これを見てああだこうだ言っても仕方がありませんね。
で、もうひとつは、三菱重工発のニュース。
防衛省技術研究本部が研究試作する「先進技術実証機」の「鋲打ち式」が挙行されたという報道です。
個人的には、こちらのほうに興味を引かれました。
技術実証機の打鋲式
(画面キャプチャは朝日新聞デジタルより)
こちらもニュースリリースが出ていますが、写真の部品は「中胴前部機器室と燃料タンクとを隔てる隔壁(バルクヘッド)」とのこと。
すごいですね、これ。一体成型ですよね。
航空機の機体部品として、こんだけの大物部品を一体で作るなんてのは、けっこうな技術が必要です。
そもそも1機しか作らない研究機なんですから、普通に考えれば、組立品にするのが順当でしょう。
でも、ここを敢えて一体で製造しているのは、「製造技術実証」の一つかなあ、と思います。
今まさに、日本の戦闘機開発技術が、実証されつつあるのでしょう。
・・・
あと、三菱重工のニュースで「鋲打ち式」になってるのが気になりました。
川崎重工では「打鋲式」だったと思うんです。
ちなみに、ロケットやミサイルのことを、三菱重工では「飛昇体」、川崎重工では「飛翔体」と呼んでいる、という話もあって、ちょっと興味を覚えました。

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One thought on “国産航空機のニュース2題

  1. まとめteみた.【国産航空機のニュース2題】

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