WING DAILYによると、陸上自衛隊の次期多用途ヘリコプター(UH-X)は国内開発される方針が決まったようです。
既に、防衛省ではUH-Xの国内開発に向けて準備を進めてきており、OH-1に搭載しているTS1エンジンの発展型(XTS2)の研究試作や、耐衝撃性機体技術の研究など、要素技術の獲得が進められています。
一方、機体メーカー側では、独自国産ヘリOH-1の製造会社である川崎重工業が、同機種を基本にした多用途ヘリを防衛省に向けて積極的に提案してきているようです。
これに対し、現用機種であるUH-1の製造会社、富士重工業は、内外で実績豊富な米国製ベル412の導入を提案していたと言われています。その後、UH-1Jの改造開発を提案してるんですって。
まだ開発担当会社の選定段階ではありませんが、このまま行けば、川崎重工業の提案に基づいたUH-Xが誕生する可能性が高そうです。OH-1に続く傑作ヘリコプターの誕生に期待したいと思います。
・・・まあ、見られるのは早くても数年後なんですけどね。