O2センサーの交換

2年くらい前からだと思いますが、冬の寒い朝などに愛車のエンジンをかけると、エンジン・チェックランプが点灯して、アクセルを踏んでも回転が上がらなくなりました。エンジンが温まると、30秒くらいイグニッションをOFFにすれば、普通に回復するのです。

ダイアグノーシスのエラーコードを調べても、いろんなエラーが吐き出されていて原因がわからなかったのですが、これはO2センサーに違いないだろう、と思っていました。

今年の冬も、やっぱり同じ症状が出てきたので、O2センサーの交換を自動車整備工場に頼もうとしたら、当てにしていた工場は多忙なのか、受け付けてもらえませんでした。
仕方がないので自分でやることにしました。
そのほうが安上がりなのは間違いないし、もともとお金がないので、それが一番いいのです。

O2センサーを交換するには、専用のソケットが必要になります。
ホームセンターやカーショップを覗きましたが、売っていませんでした。
他に使い道がない道具なので安く上げたいのですが、安いものはAmazonなどだと900円くらいで買えるようです。

肝心のO2センサーですが、メーカー純正品をモノタロウで見たら、なんと30,000円以上の値段です。さすがに高すぎるので、互換品を買うことにします。

Amazonでは12,000円くらいでしたが、ヤフオクではもうちょっと安いのがあったので、そっちにしました。

届いたO2センサー

すぐに届きました。送料節約のため、化粧箱から出して梱包されてきましたが、説明書なども付いていて親切です。

カプラーが付いてないよ

しかし、Amazonで売っていたものと違ってカプラーが付いておらず、配線が断ち落としになっています。
でも、結線用の圧着スリーブや熱収縮スリーブがちゃんと付いていました。
もちろん、圧着工具は別途必要だし、熱収縮チューブを収縮させるヒートガンも必要ですが、それらは持っているので助かりました。
(ヒートガンがなければ、ライターで遠くから炙ってもいいのかもしれません)

そんなわけで結線作業をしましたが、配線の色が純正品とは異なるため、付属してきた説明書で対応を確かめないといけませんでした。

配線色参照テーブル

僕の愛車の場合、純正品からは白が2本出ていたので、これがヒーター用の配線です。
残りの灰色と黒の配線は、互換品ではそれぞれ白と青に対応するようです。

取り外したO2センサーと、新品の互換品です。えらく形が違いますが、たぶん問題ないはずです。
古いのにはずいぶん煤が付いていて、手が汚れます。

O2センサー新旧比較

O2センサーの脱着には、エンジンの排気側にある遮熱板を外す必要がありましたが、特に問題なく外れました。

交換作業の後エンジンをかけてみると、せき込みながらも無事に始動して、チェックランプも付きませんでした。
しかし、しばらく後で車に乗ろうとしたら、セルモーターは回転するものの、エンジンが始動しなくなっていました!

これはえらいことになった、と思いましたが、たぶんECU(エンジンのコンピューター)をリセットしなければいけないのだろう、と考え、リセット方法を調べました。

どうやらバッテリーのマイナス端子を外し、15分とか半日とか、時間を置く必要があるようです。
とりあえずマイナス端子を外し、不安を抱えながら時間を潰しました。

結果、無事にECUはリセットされてくれたらしく、エンジンは無事に始動するようになりました!
これで寒い朝にチェックランプが付かなければ、この作業は成功なのですが、どうなることかまだわかりません。
素人の整備なので一抹の不安はありますが、とりあえず作業完了です。


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