車載Android端末(Androidカーナビ)を調べてみた

ちょっと中国各社の製品を調べ始めたのですが、あまり情報が整理されてなくて、けっこう面倒です。

Ownice

候補にしてもよさそうなOwniceというメーカーがあって、サイトに比較表があったので見てみました。


なんと、FMラジオが日本の周波数に対応していないことが判明。
FMラジオあるある案件ですけども、日本のマーケットは考えていないんでしょうか。
載っているチップはたぶん日本の周波数もカバーしてると思うんですが、どうなんでしょうね。

で、サイトにあったメールアドレスのリンクから「日本のFM周波数に対応してたらいいのに」って書いて送ったら、なんとMailer Daemonさんから不達通知が来てしまいました。まじですか。

ATOTO

このATOTOというメーカーは自らAmazon.co.jpでも売っていて、日本でもユーザーが多いようです。

なんか自社webサイトがきちんとhttps対応してないっぽいですが、それでも「ONLINE STORE」はhttpsになっていました。
しかし中を見るとご覧のありさま。

ATOTOオンラインストア(2020年3月27日)

どうやらECサイトをShopifyで制作中のようですが、この状態で公開放置されているのがすごい。
まるでECサイトを作ろうとして諦めた個人商店のようなレベルで、コンテンツが見事に空っぽです。
なんか、こういうところが中国企業の勢いなんですね。

いろいろ見た限りでは、ATOTO A6という製品が推されているらしいんですけど、Amazon.co.jpで売ってる機種はLTE通信ネイティブ対応ではないようです。
やっぱり「技適」の問題?

ATOTO A6シリーズについては、Amazon.co.jpでの製品紹介に比較表が載っていました。

ATOTO A6シリーズ比較表(2020年3月27日時点)

日本語にしちゃったせいで、意味が分からなくなっている項目もありますが、本家のオンラインショップとは逆に、すごいやる気を感じさせますね。
このATOTOというメーカーについては、もうちょっと様子を見たいところです。

JOYING

このメーカーの製品はAmazon.co.jpでは見かけません。
AliExpressとかでは出てくるので、日本でも使っている人は少なくない感じです。

企業ウェブサイトを見に行くと、3月も終わりなのに「Happy New Year」とかサンタクロースのイラストが躍っていて、これもなかなか。

JOYINGのサイト(2020年3月27日)

このメーカーは、中国本国のほかに、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアの各地に出荷拠点を持っているようで、国際的に強力な販売網を持っている感じですね。
サイトの情報も、上に挙げたOwniceやATOTOに比べれば、五十歩百歩というレベルかもしれませんが、見やすいです。
しかし、サイトにある「car radio」と「car stereo」という分類がよくわかりません。

僕が欲しいと思う4G LTE対応機を見てみると、3万円くらいはするようです。けっこう高いね。

JY-UO128N4GSN

で、LTEの対応バンドを見てみたら以下のようになってました。

JOYING対応LTEバンド

もし日本国内でSIMを挿して使うなら、Softbank系のMVNOを使うのがよさそうな感じです。
もっと安いのがいいんですけど、このへんになると普通に「スマホの大きいやつ」みたいになっちゃうので、それほど安くはならないんですかね。

PUMPKIN

このエントリとしては最後になっちゃいますが、PUMPKIN

このメーカーは、日本でもよく知られていて、サイトの作りもしっかりしています。
並んでいる製品も、Android 8.0とか9.0ばっかりです。

Amazon.co.jpでも販売しているので購入しやすく、なんか4G LTE対応してるような記述のある機種もあって気になります。(どうもドングル必要みたいですけど)

こういうのは、買う前に調べるのも楽しいので、もうちょっといろいろ検討してみようと思います。
結局買わないような気もしてきましたけど。

 

 


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