2月11日、先進技術実証機ATD-X改めX-2の地上走行試験が、名古屋飛行場の誘導路および滑走路を使って行われました。
この後も、引き続き数回の地上走行試験が行われ、高速滑走、模擬離陸を経て、初飛行が行われることになります。
初飛行では、そのまま航空自衛隊岐阜基地に着陸し、機体は防衛省へ引き渡されることになるようです。
このX-2については本ブログでも何回か採り上げましたが、将来戦闘機の実現に向けては、まだ様々な課題があります。
とはいえ、本機によって大きな技術的前進がもたらされることは間違いなく、その成果が大きく結実することを祈ってやみません。
以下、本機について触れた主な過去エントリです。
先進技術実証機ATD-Xとは何なのか(その1) IFPC
先進技術実証機ATD-Xとは何なのか(その2) ステルス性
先進技術実証機ATD-Xとは何なのか(その3) 戦闘機エンジンの国内開発