防衛省が開発した先進技術実証機X-2が初飛行し、名古屋飛行場から岐阜基地へ空輸されるというので、岐阜基地へ出かけてきました。
ほんとうは4月20日に予定されていた初飛行ですが、飛行試験を実施する空域の天候が良くなく、延期されたものです。
地元新聞社が初飛行の予定を前日に報じていたこともあって、名古屋飛行場も岐阜基地も、X-2の飛ぶ姿を一目見ようという航空マニアが大勢詰めかけていました。
8:50頃に名古屋飛行場を離陸したX-2は、飛行開発実験団のF-2とF-15に随伴されて飛行試験を実施した後、岐阜基地に着陸しました。
着陸前には、1回のロー・アプローチを実施しました。
着陸時には、X-2の右側にF-2が随伴していたので、ツーショットが撮れました。
今後、製造元の三菱重工による飛行試験が、もう一回行われるようですが、その後は防衛省に引き渡され、本格的な飛行試験に入ってゆくことになります。
ようやくこちらも飛びましたね(既に二回目の飛行)。試験飛行なので足出し飛行なのが格好つかないですが、飛んでくれてホッとしました。ところで、飛行試験時にいろいろ言われておりました黒煙は一体どういったものなのでしょうか?自分は航空エンジンには疎いため、ネットに氾濫する各情報でどれが正解なのかつかめないでいます。
黒煙については気付きませんでした。
YoutubeにUPされた動画などで再確認してみましたが、離陸時A/Bに点火した際の黒煙のことでしょうか?
これはA/B点火時の一時的な不完全燃焼かな、と思いますが、詳細はわかりません。
ともあれ、2回の飛行が終わり、このあとは試験準備のための地上作業のため、しばらく飛行しないような話を聞きました。
これからの試験がうま進むといいですね。