陸自TH-Xにエンストロム480B

昨年、一般競争入札公告が出ていた陸上自衛隊の新練習ヘリコプターですが、なんとなんと、エアロファシリティー(株)の提案した「エンストロム480B」に決まってしまいました。
本命視されていたのは、海自の練習ヘリにも採用されていて、現用機OH-6Dの生産会社でもある川崎重工提案のMD500Eでした。
しかし、防衛省の発表によると、川重の入札価格が、予定価格を超過していたようです。
いやはや。
一般競争入札といっても、価格だけで決まってしまわないよう、こういう入札では「総合評価落札方式」というやり方がとられています。ですから、競合各社が少々頑張っても、いろんな付加点を稼げる川重提案は有利だと思われたのですが、予定価格は厳しかったようですね。
まあ、いつぞやの空自初等練習機で問題になった、予定価格漏洩のような不正行為はなかった、ということでしょうか。
この結果に落胆しているのは、失注してしまった川重さん以上に、陸自航空関係者の皆さんではないでしょうか。
なにしろ、川重とエアロファシリティーでは、防衛省との取引実績の面で、大人と子供どころではない違いがあります。
官民双方の関係者各位が、これから対峙することになるご苦労を思うと、本当に言葉もありません。
どうか、艱難辛苦を乗り越えられ、立派に事業を玉成されますよう、お祈りする次第です。

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