BUFFALOの「おもいでばこ」を使ってみる

以前から気になっていたBUFFALO デジタルフォト・アルバム「おもいでばこ」を買いました。
デジカメやスマホで撮った写真・動画データを保管してテレビで見られる、文字通り「デジタル写真アルバム」。
複雑な機能を一切省き、テレビ画面の操作メニューで、簡単に写真を取り込んだり、閲覧したりできます。そのかわり、シンプルな画質調整やトリミング機能すらありません。そのへん、徹底的に割り切っています。
pd-100s_o1
そもそも、自分自身にとっては必要のない製品ですが、問題は家族です。
我が家においても、小学生の子供に買ってやった「デジカメ」の写真や、奥さんがスマホで撮った写真など、PCで管理されていない写真データがたくさん存在するようになりました。また、僕が撮ってPCの中に置いた家族の写真なども、家族誰もが手軽に見られるようなメディアに置いておきたいと思います。
そういうわけで、「おもいでばこ」を導入することにしたのです。

「おもいでばこ」には、製品ラインナップとして旧製品のPD-100、現行製品のPD-100SとPD-100S-Lがあります。
旧製品のPD-100は無線LANが付属しませんが、現行製品はどちらも無線LAN付きです。
で、現行のPD-100SとPD-100S-Lには内蔵HDDの容量が500GBと1TBという違いがあります。
価格差が小さければ大容量がいいですが、比べてみるとけっこう値段が違います。ここは贅沢をせず小容量のPD-100Sを買うことにしました。どうせ格納できる画像データはJPEG形式で、1枚が数十MBにもなるRAWデータを扱うわけではありません。500GBもあれば充分でしょう。
ただし、高画質動画データをたくさん保存したい場合は、PD-100S-Lを選んだほうがいいかもしれません。

設置は簡単で、物理的には電源コンセントとテレビに繋ぐだけ。写真の保存や再生など最低限の機能は、これだけで使えることになります。
PCやスマホとデータ転送するためには、無線または有線LANのネットワークに参加させますが、これも簡単な操作メニューが用意されていました。

全体的な使い勝手としては、パソコンなどに親しんでいない人でも、ビデオデッキやDVDプレーヤーが使いこなせれば、迷わず使えると感じました。
一方、PCユーザーの目で見ると、動作が少々もたつく感じがします。
「ただの小さいJPEGデータ表示するだけに、なんでいちいち時計アイコンが出るんだよ」って感じです。
まあ、機器のCPUがPCと同じ訳はありませんから、仕方がないです。
それに、使っているうちに、この程度のもたつきは、すぐ慣れてしまいました

興味深いと思ったのは、本機を使っている間、デフォルトでBGMが流れるようになっているところ。
もちろん設定でOFFにもできるのですが、OFFにしてしまうとテレビが無音で画面を表示している状態になり、なんだか違和感が。
やっぱりテレビ画面が開いているときは、音が出ているのが自然なんですね。
そういう点では、なかなか完成度の高い製品なのかな、と思いました。
また、ジオタグを埋め込んだ写真については、小窓に地図を表示してくれるのも嬉しい仕様です。個人的には、もうデジタル写真のジオタグは外せない楽しみです。

「おもいでばこ」には、PCやスマホからLAN経由で簡単に写真を取り込むこともできるように、本体と連携するWindowsアプリやiOS、Androidのスマホアプリも用意されています。
設置が済んだあと、WindowsアプリとAndroidアプリ、両方をインストールして使ってみましたが、現時点ではあまり期待し過ぎないほうがいいようです。
まず、Windowsアプリのほうは、「おもいでばこ」へのデータ転送と、「おもいでばこ」からのデータ転送だけの、とてもシンプルな内容です。「おもいでばこ」内データの整理やキャプション編集などの機能は一切ありません。
データが整理できる機能があれば、大量のデータ管理にはとても助かると思いますが、やはり割り切った仕様になってます。
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Androidアプリのほうは、「おもいでばこ」へのデータ転送機能のほかに、「おもいでばこ」のリモコン機能を持っています。
しかし、データを転送しようとすると、すべてのフォルダにある画像データが延々とサムネイル表示されてしまいます。フォルダで分かれていないので、大量の画像を片っ端から見て選ぶしかなく、自分の場合は実用に耐えませんでした。まだまだ完成度が低いです。
<追記>この仕様は、「フォルダ階層」でのファイル管理に馴染みのないユーザーでも戸惑わないように配慮されたもののようです。
なるほど、考えてみると、本製品の主要なユーザーにとっては、フォルダ別に表示するのでなく、スマホの中の写真を全部一覧できたほうが、理解しやすいでしょうね。納得です。<追記ここまで>

リモコン機能のほうは、無線LANを通じてスマホで「おもいでばこ」が操作出来ますが、本来のリモコンのほうが使い勝手も良いので、あまりありがたみを感じません。
というわけで、Androidアプリに関しては、今後のアップデートに期待しています。
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と、細かい点で辛口のことも書きましたが、全般的には非常に満足度の高い製品と言えるのではないでしょうか。
少なくとも、デジカメ写真の楽しみを大きく広げてくれることは間違いありません。

BUFFALO デジタルフォト・アルバム おもいでばこ 500GB PD-100S
by カエレバ

 


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