GeoPhotoでRAWデータのジオタグを編集する

ニコン・ユーザーの僕は、RAWで撮影した写真データのジオタグ(位置情報)編集に、ニコンの「NX Studio」を使っていました。
しかし、Google MapのAPI仕様変更に伴い、「NX Studio」を含むニコン提供アプリケーションは、地図表示機能がなくなってしまい、2022年5月から位置情報の追加や編集ができなくなってしまったのです。

代替ソフトがないかニコンのサポートに問い合わせましたが「現時点で地図機能に対応した弊社製ソフトウェアのご用意がございません」とのことです。

後からの追加や編集でなく撮影時にジオタグを書き込むには、ニコン提供の「SnapBridge」をスマホにインストールして撮影時にカメラと連携させておけばいいのです。しかし、これが必ずしもうまくいくとは限りません。

撮影の途中でスマホとの接続が切れてしまったり、撮影前にカメラとの連携をセットするのを忘れていたりして、位置情報を記録できていない写真がたくさんあります。また、設定や状況によって位置の誤差が大きいことも多く、どうしても後で編集する必要はあるのです。

そこで、代わりに使えるWindows PC用のソフトを探したのですが、これがけっこう苦労しました。
以前使っていた「GeoSetter」などを含め、Google MapのAPIに依存していたアプリはみんな使えなくなっています。

そして最後に辿り着いたのは、Microsoft Storeで提供されていた「GeoPhoto」です。
700円の有料アプリですが、Google MapではなくMicrosoftのBing Mapを用いており、ニコンの.nefフォーマットにも対応しています。
(対応フォーマットは .jpg, .jpeg, .heic, .arw, .cr2, .cr3, .dng, .nef, .orf, .rw2, .rw1, .srw, .mp4, .mov, .avi.)

対象フォルダを選ぶと、マップ上に画像が配置されます。

位置情報のない写真に位置情報を追加するには、画面下の「Pictures without geotag」(ピンにスラッシュが入っている)アイコンをクリックすると、ファイルの一覧が表示されます。

一コマずつ位置情報を追加することもできますし、下にある「Select」を選択すると、複数の画像にまとめて同じ位置情報を追加することもできます。

UIが「NX Studio」などと少し違うのに加えて英語なので、人によっては少し戸惑うかもしれませんが、使ってみると非常にシンプルで処理もスムーズでした。

なお、課金する前に機能を限定した試用もできますので、気になる方は試してみるといいのではないかと思います。

なお、僕はMicrosoft StoreからWindows版を購入しましたが、Mac Storeでも扱っているようです。
開発者の公式サイトを見て見ると、Microsoftアカウントなどが不要な直接購入も可能ですが、なぜかそちらは$10で値段が高いようです。

開発者 Timo Partlさんのページ

 


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