曲技中に片翼が脱落した飛行機が無事着陸!

これ、YouTubeで大ヒット中の動画なんですが、アクロバット機の右主翼が、曲技飛行中に脱落してしまいます。
 → 機はそのままスピンに陥りますが、
 → 背面姿勢でリカバリ
 → そのまま背面上昇しながら1/4ロールして
 → ナイフエッジに入り
 → 地表近くでロールしながら接地、無事着陸!
という奇跡的な操縦で事なきを得ます。
まずは見てください。

さて、この動画が本物なのかどうか、ネット上で議論があるそうです。
これが普通の軽飛行機なら、どんな操縦技術があったって、こんな飛行は不可能です。
でも、これはアクロバット専用の機体(AkroTech Giles G-300)ですから、背面姿勢でも片翼だけで上昇が可能な揚力を発揮できるでしょうし、機体を横に向けたまま飛行するナイフエッジという曲技も余裕で可能でしょう。
・・・つまり、理屈の上では可能である、ということです。
では、このビデオ自体が本物か?となると、CG技術が発達した今日、なかなか断言することは困難なようです。
なお、パイロットのジェームズ・アンダーソン本人が、自身のwebサイトで、このときの状況を語っています。
http://www.jamesandersson.com/interview.html
私としては、まあ、本物じゃないかな、と思っているんですが・・・。


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