博物館明治村

愛知県犬山市にある「博物館明治村」へ、子供たちと出かけてきました。
帝国ホテル玄関
この施設では、近代日本の貴重な建築群などが展示されていますが、小さな子供にとっては、それほど面白いはずはありません。でも、¥100で売られているスタンプ帳を与えてやると、園内でのスタンプラリーを楽しんでいました。


さて、北門から入園すると、さっそく駅があって、プラットフォームに列車が入ってきました。
広い園内を、この列車で移動できるのです。
SLその1
終点なので、機関車を切り離して、転車台で向きを変えていました。
SLその2
鉄道マニアなのか、カメラを持った年配の人たちが数人、しきりにシャッターを押していました。
マニアでなくとも、こういう場面が見られるのは面白いです。
北里研究所本館・医学館
上の写真は「北里研究所本館・医学館」。とても趣のある建物ですねえ。
でも、建てられたのは大正4年だそうで、明治時代の建築物とは言えないかもしれません。
また、このエントリの最初に、明治村の顔とも言える「帝国ホテル中央玄関」の写真を載せましたが、
フランク・ロイド・ライトによるこの建築も、震災後の大正14年に完成したものです。
つまり、明治村という名前ではありますが、本質は近代の歴史的建築物を収集する博物館なので、必ずしも明治時代だけに拘っているわけではなく、中には昭和に入ってからの建築物もあるんです。
聖ザビエル天主堂
上の写真は、もともとは京都にあった「聖ザビエル天主堂」の内部。
ステンドグラスがとても美しい教会建築。これは明治23年の建築だそうです。
なかなか1日ではゆっくり見ることができませんが、じっくり下調べをして、時間に余裕を持って見て廻れたら、いろいろ勉強になりそうです。


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