岐阜基地航空祭に行きました。
飛行展示の写真は南側から順光で撮りたかったので、北側の会場にはあまり滞在できませんでしたが、いろんな珍しい展示があって満足でした。
上の写真は、C-1輸送機を改造した電子戦訓練機EC-1です。
世の中に1機しかない変な飛行機ですが、愛嬌のある形をしています。
下の写真は、F-15Jの風防前に取り付けられたIRST(赤外線捜索追尾装置)の試作品。
岐阜基地には、航空自衛隊の使う飛行機や装備品のテストを担当する部隊があるので、こういう珍しいものが見られることが、飛行機ファンにとって大きな魅力。
格納庫では、ミサイルなども展示されていました。
これは運動性に優れた最新式の国産空対空ミサイル、AAM-5です。
近くに置かれているので、AAM-5の特徴である推力偏向板も観察できました。
要は、排気口に装備した可動板で、ロケット噴流の向きを変えることにより、激しい運動を可能にしているのです。アイデア自体は平凡なのですが、その制御技術などが肝なのだと思います。たぶん。
ブルー・インパルスも飛びましたが、演技中は雲の多い空だったので、きれいな写真は撮れませんでした。
もちろん、岐阜基地所属部隊による展示飛行もありましたが、今年は例年よりも規模を縮小していたみたいで、ちょっと寂しい感じもしました。
それから、機動飛行をデモしたF-2がPIOを起こしたのには、ちょっとドキドキ。
また来年も楽しみです。