「甦る零戦」

買いました。
日米に苦い教訓を残したFS-X(F-2)の開発から、技術実証機「心神」プロジェクトの立ち上げに至る国産戦闘機開発への努力と、F-22導入を図る航空自衛隊の迷走ぶりが、丁寧な取材を基に描かれています。
細部の記述には、理解の浅いところや細かい誤解が見られるものの、全体的な事実関係の整理などは、当事者から見ても納得できるものです。
これまで、デタラメを書きまくる前間孝則や江畑謙介の類書に憤慨させられてきましたが、この本はお勧めできる良書です。


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