乗鞍登山と航空機エンジンの話

お盆休みなので、奥さんと子供二人を連れて、乗鞍の富士見岳に登ってみました。
富士見岳は標高2,818mという立派な山ですが、標高2,700mほどの畳平バスターミナルから登れるので、本格的な装備がなくても登れます。
残念なことに、今回は天候に恵まれず、畳平はすっかり雲の中。
頑張って富士見岳に登ってみましたが、ずっと雲中で、頂上からの眺望もゼロでした。
辛うじて、下山中に一瞬だけ視界が開けましたが、それが下の写真。鶴ヶ池が見えます。
富士見岳登山道から畳平
ちなみに、富士見岳、大人の足なら15~20分で登れるようですが、今回は30分ほどかかりました。
小学3年生の子供を連れて、立ち止まったり引き返したりしながら登ったので、こんなものでしょう。
ところで、この畳平、太平洋戦争中に陸軍航空研究所の「乗鞍航空実験場」が置かれていて、「乗鞍スカイライン」は、もともとこの実験場のために作られた道路だったんだそうです。
「乗鞍航空実験場」は、高々度における航空機用エンジンの運転試験を行うための施設で、今で言うなら「ATF = Altitude Test Facility」ですね。
調べてみたら、「乗鞍航空実験場」については、「B29より高く飛べ!」という本に少し書かれているようです。
思わず注文してしまいました。


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