YS-11の名称の由来

YSは輸送機設計研究協会の頭文字であり、次の1がエンジン、最後の1が機体仕様であることが知られている。

この経緯は『航空ジャーナル』昭和55年9月~11月号の特集「YS-11の研究」に詳しいようだが、初期の計画で検討された各案を整理したものが、自費出版書籍『YS-11商人の光と影』(YS-11を誇る会)にまとめてあったので、メモとして転載しておく。

YS ・・・・ YUSOUKI SEKKEIの略
□ ・・・・ 使うエンジンによる区分
□ ・・・・ 主翼面積や主翼位置が変わる場合。最初は0、次に 1、2、・・・
□ ・・・・ 胴体延長の場合。A、B、C、・・・
□ ・・・・エンジン数。ただし、双発の場合は省略

YS-11 ダート10 × 2 翼面積95㎡低翼
YS-12 ダート10 × 2 翼面積95㎡高翼
YS-11-4 ダート10 × 4 翼面積95㎡低翼
YS-12-4 ダート10 × 2 翼面積95㎡高翼
YS-20 アリソン501 × 2
YS-21-4 アリソン501 × 4 翼面積90㎡
YS-30 ダート7/2 × 2 翼面積80㎡低翼

 

 


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