飛行船「新スーパードライ号」を見てきました

空を飛ぶ乗り物が好きなので、飛行船も好物です。
そもそも飛行船は数が少なくて、日本で有人飛行船が飛ぶのは、珍しいことなのです。

今年は、アサヒビールが「スーパードライ」の意匠を刷新するのに合わせて、飛行船で宣伝キャンペーンをやっています。
しかし、飛行船の運航期間は短く、3月31日から5月いっぱい、約2カ月しかありません。
その間、見に行けるチャンスは少ないのです。

実は4月に神戸空港の横にいたときにも見に行ったのですが、5月に入って地元近くに飛んできたので、改めて見に行ってきました。

朝、千葉県の野田市を離陸した飛行船が、関東から東海地方の上空を飛び、午後遅くになって桑名の係留地に降りてきました。
降りてくるころには、既にたくさんの人たちがカメラを持って待ち構えています。

なんの芸もなく、まっすぐに降りてしまい、すぐにマストに係留されました。

今回の機体も、以前スヌーピーを描いて飛んでいたのと同じ、登録記号N620LGです。
この機体はアメリカン・ブリンプA-60Rという型式で、ロータックス製のエンジンを積んでいます。

製造銘板も撮っておきました。
搭載されているカナダ製のロータックス912は、自動車用ガソリンで運転できる汎用性の高いエンジンとして人気で、ウクライナで活躍しているバイラクタルTB2ドローンにも採用されました。

このアメリカン・ブリンプの特徴は、気嚢の中に照明を備えていて、夜間はライトアップできることです。

日没になると照明が点されます。

空が暗くなると、背景の「ナガシマスパーランド」のライトアップも点くのです。

ちなみに、下の写真が1991年に飛んでいた旧「スーパードライ号」です。
このときは西ドイツ製のWDL-1Bという飛行船が使われ、JA1008という登録記号で日本国籍になって飛んでいました。

ところで、飛行船に関しては技術的な書籍があまり刊行されておらず、2010年に出版された好著「飛行船の歴史と技術」も絶版で、古書に高値が付く状況です。
飛行船に興味を持った人が、飛行船の技術を学べる書籍として貴重だったので、ぜひ再版してほしいものです。


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