最近いろいろPC周りの買い物をしているのですが、デスクトップPCのモニタも古くなっていたので買い換えました。
これまで使っていたのは11年も前に買ったEIZOのS2110(21.1インチ)だったのですが、最近はもう少し画面の広い液晶モニタも安くなっているので、そろそろ買い換えることにしたのです。
画面サイズは、あまり広くても使いにくいと思い、23.8インチ級に決めました。
そこで調べてみると、思った以上に安い製品がたくさん。
色再現とかはIPS液晶が良いらしいのですが、IPSに絞っても1万5千円以下の製品があります。
最初のうちはそういう中から2万円くらいのものを買えばいいかな、と思ったのですが、比べていくうちにだんだん欲が出てきて、迷ってしまいました。
おまけに、モニタというものは、店頭で見比べても、環境条件が自宅と違いすぎて、あまり参考にならないのです。
結局、他社製品よりぐんと高くはなりますが、今回も世間で評判の良いEIZOのEV2451を選んでしまいました。
もう3代続いてEIZO製品です。
PC愛好家には知られているとおり、EIZO製品にもプロ写真家などに向けたColorEdgeシリーズや、ゲーマー向けのFORISシリーズがありますが、僕が選んだのはスタンダードなFlexScanです。
他社モニタと比べても数値的には飛び抜けた特徴がないのですが、ユーザーレビューなどには「目が疲れない」と書かれており、そういうものなのか、と納得してEIZOを選びました。
モニタは重要なユーザーインターフェイスですから、ここで妥協するのは良くないな、と自分を納得させます。
モニタ本体の品質や性能と同時に重要なのが、実はモニタ・スタンドだったりします。
別売りのアームなどに取り付けて使うなら別ですが、このスタンドの使い勝手も、各社でけっこう差が大きく、前に使っていたS2110でも、EIZO製品は高く評価できました。
今回購入したEV2451も、スタンドには力が入っています。
公式サイトなどの写真ではわかりにくいですが、いっぱいまで下げることもできますし、スタンドのフレキシビリティに不満が出ることはないでしょう。
Amazonで購入するとき、付属オプションが「クリーナーキット」と「耐震ゴム」が選べたので、耐震ゴムを選びました。
これはスタンドの下に貼り付けるジェルマットなのですが、結論としては、なくても良かった気がします。
設置するまでは、それまで使っていた21.1インチのS2110に比べて大きいだろうと思っていたのですが、実際に置いてみると、ベゼル(モニタ枠)が狭くなっているために、かえって小さく思えるくらいでした。
さて、実際の使用感ですが、他と使い比べていないのでなんとも言えません。
しかし、EIZO製品だという安心感もあって、不満は全くありませんし、目も疲れません。
唯一ダメダメなのが、内蔵スピーカーの音質です。
これは残念ながら、外付けのスピーカーを使わざるを得ないでしょう。
他社の製品に比べると高価なEV2451ですが、モニタ全体の価格低下が進みましたから、これくらいの製品を選んでおくのは悪くないと思いました。