ゴールデンウィークの前に、TicWatch Proを買いました。
といのも、実は持っていたTicWatch Eを失くしてしまったからなのです。
これ、いわゆる「スマートウォッチ」ですが、このTicWatchは 中国Mobvoiの製品で、 Google製のWear OSを採用しています。
TicWatch Eを買ったときには、ちょっとスマートウォッチを試してみたい、くらいの感覚だったのですが、失くしてしまうと、なんだか「ないと寂しい」感じになってしまって、もうちょっと機能や性能がアップしたTicWatch Proをポチってしまったのです。
そもそもなにができるのか
スマートウォッチにも様々な種類があるようで、数千円で買える激安の製品もたくさん見かけます。
そういった製品も、 多くは心拍数や歩数のカウントができたり、着信電話やSMSの通知ができたりするようで、それなりの機能は備えているようです。
中には「スマートブレスレット」みたいなカテゴリーを謳い、軽量でジョギングなどにも着けていられそうな製品もあるので、そういった用途には、そういう軽量な製品を選ぶのもいいかもしれません。
しかし、このTicWatchくらいの製品だと、着信したメールを確認するだけでなく、本文を表示させて読むことができたり、Googleカレンダーが利用できたりします。
とはいえ、基本的にはスマホとBluetoothで接続して使うことが前提で、スマホの機能を拡張するアクセサリーだと思えばいいのかもしれません。
まあ、そんならスマホでいいや、と思う人もいるでしょうし、僕もそんな気がするんですが、なかなかスマホを取り出しづらい場面や、カバンにスマホを入れてあるような場面では、こういうスマートウォッチが役に立ってくれます。
使ってみると、悪くないもんです。
TicWatch Eと比べてどうなのか
このTicWatch Pro、TickWatch Eよりも値段は高いんですが、それだけのことはありました。
なんといっても、 低消費のLCDスクリーンと、AMOLEDスクリーンの二層構造、というのがいいですね。
LCDだけの低消費電力モードだとバッテリーが30日持つという触れ込みですが、実際、1日も使うと充電必須だったTicWatch Eに比べると、かなり安心して使うことができます。
さすがに30日というのは極端すぎますが、ちょくちょくAMOLED画面を表示させても、バッテリーの心配はしなくて大丈夫です。
あと、TicWatch Eに比べると、操作に対するレスポンスは良いと思います。
ときどき「おやっ?」と思うこともありますが、 TicWatch Eのときに感じたほどではありません。
画面の傾きでAMOLEDスクリーンを表示させるような設定でも、 TicWatch Eでは、思うように反応してくれないことも多かったのですが、TicWatch Proはほとんど期待通りの反応をしてくれます。
そんなわけで、TicWatch Eで「もうちょっと頑張ってくれたらうれしいのに」と思っていたところが、ちゃんと改善されている印象で、なかなか満足度が高いです。
どうせスマートウォッチを買うなら
TicWatch Pro 、お値段は30,000円弱なので、安価なスマートウォッチではありませんが、それほど高価でもありません。
ガジェット好きにとっては、まあ持っていてもいいかな、というくらいのプライス・レンジではないかと思います。
もし、これからスマートウォッチを使ってみよう、と思う人は、下手に格安のスマートウォッチを買うよりは、これくらいの製品を選んだほうが良いと思います。
うっかり性能や機能が不十分な激安スマートウォッチを買っちゃうと、スマートウォッチってこんなものか、と失望しちゃうかもしれません。
しかし、このTicWatch Proなら、実用性と持つ喜びの両方が、ほどよく満たされるんじゃないかな、と思います。
スペアの充電器を買うべし
毎日使うものなので、旅行用や職場用など、2台目の充電器を買っておくといいですね。