セビリアで欧州の新型輸送機A400Mが初飛行しました。
時事ドットコム
我が国で開発中のC-Xと同サイズの輸送機です。
欧州各国の共同開発機として、C-Xよりもずっと先に開発が開始されていましたが、お金が足りなかったり、技術的な問題が起こったりして、かなり遅れてしまい、一時はC-Xに追い越されるだろうと思われていたのです。
しかし、我が国のC-Xも、強度試験において胴体構造に大きな問題が発覚し、大幅な改修が必要な事態に陥ってしまい、結局はA400Mの後塵を拝する結果となりました。
年明けにも、C-Xのほうも初飛行に向けての動きが出てくると思いますが、日本と欧州の新型輸送機計画、これからどのような展開を見せるのでしょう。
そうそう、ボーイング787も、来週初飛行です。
この年末は、航空産業界のニュースが賑やかです。