きっかけ
1年半ほどSHARPのSH-M05を使ってきましたが、最近になって少し使いづらくなってきました。
いろんなアプリをインストールしてきたせいで、メモリー容量逼迫の通知が出てくるようになったのです。
アプリの起動がもたついたりすることも増えました。
メモリ(いわゆる「ROM」のほう)が32GBのSH-M05では、僕の場合はそろそろ苦しいみたいです。
とりあえず、使用頻度の少ないアプリケーションをアンインストールしていますが、アプリというのは、使いたいときに使えることに意味があるので、 こういう運用を強いられるのは辛いです。
SH-M05を買ったときは、これで2年は大丈夫だと思ったのですが、ROMの容量がネックになるとは・・・。
スマホ選び
僕はスマホでゲームをしませんので、ハイスペックで高価な機種は要りません。
お金もないし。
SHARP SH-M05 AQUOS sense liteは、おサイフケータイも付いているし、Androidのバージョンアップも2回提供されてきたし、コストパフォーマンスのよい実用機として、けっこう気に入っていました。
それで、今回もSHARPで出している後継機種への更新を考えたのですが、現時点でSH-M05の後継に相当する機種がどれなのか、調べるのがめんどくさかったので、やめました。
SH-M05購入時と同じくらいの値段の機種を探せばいいのかもしれませんが、各キャリアがバラバラに製品発表をやったりしていて、情報を整理するのも面倒です。もう勝手にやってろ、っていう感じです。
また、毎日のように使っている「おサイフケータイ」機能、世の中の「なんとかペイ」というやつを見ていると、QRコード式の電子決済が盛んになっているようで、日本国内だけの「おサイフケータイ」は駆逐されるのではないか、という雰囲気を感じます。
なので、これを機会に僕は「おサイフケータイ」を放棄し、グローバル市場からコストパフォーマンスの良い機種を選ぶことにしました。
Huawei P30 lite
いろいろ見ていると、Huawei P30 liteという機種が良さそうに思えてきました。
発売から半年くらい経っていますが、ハイスペック機ではなく、ミドルからミドルローを狙った感じの、コストパフォーマンスの良いスマホです。
トランプ大統領がHuaweiを攻撃する姿勢を見せていて、巷にも不安が蔓延しましたが、既存機種には影響しないなどのアナウンスもあったようなので、あえてHuaweiを候補から外しませんでした。
また、P30 liteに関しては、Android 10ベースの EMUI 10が間もなくリリースされる模様だし、あまり心配することはなさそうです。
下の表は価格コムによるSH-M05とP30 liteの比較です。
数字に出ない部分はともかく、RAMは3GB→4GB、ROMが32GB→64GBとなっています。
Amazon.co.jpで見てみると、Huawei P30 liteの売値は28,000円くらいが相場(執筆時)のようです。1年半前にSH-M05を買った値段が28,000円だったので、ミドルローのスマホとしては、まあ妥当な価格帯だと言えるでしょう。
気にしているROM容量は、上の表で出ているSIMフリーでは64GBなんですが、auでは「P30 lite Premium HWV33」と称してROM 128GBのモデルを32,000円くらい (執筆時) で売っています。また、海外からの個人輸入代行をしているショップでは、RAM 6GB、ROM 128GBなんてのが31,000円 (執筆時) で出てたりします。
ROMは128GBがいいなあ
いろいろ調べてみると、Android OSの場合、普通に使う分には、RAMは4GBあればよくて、それを6GBとか8GB積んでも、電池を消耗するだけだと説明しているサイトがありました。
なるほど。
しかし、ROMに関しては多いに越したことはなさそうです。今回のこともあるし。
そんなわけで、P30 liteの「RAM 4GB、ROM 128GB」というのが、僕にはいちばん良さそうに思えました。
これはauで扱っている「P30 lite Premium」に相当するわけですが、もちろん僕はauと契約する気はありません。格安SIMのmineoを利用しているので、今さら高いキャリアには戻りません。
しかし、auから買うのは嫌だからといって、外国で売られているものを買ってしまうと、いわゆる「技適」問題があって、電波法違反だったりします。
これは、日本の電波法規制が外国と異なるための制度で、当該の製品が日本の電波法に違反しないことの証明を、個別の商品に表示しなければ、日本国内で使ってはいけない、という原則によるようです。
外国で売られていたスマホが日本で電波障害を起こしたという話は、寡聞にして聞いたことがありませんし、そもそもP30 liteの電波仕様が日本向けと外国向けで違うとは思えないんですが、そういう法律で得をする人がいるから、そういう法律が必要なのです。誰が得をするのかは、よくわかりませんけど。
だから、「外国からスマホを買う」なんて話をすると叱られるのですが、最近では以前ほど風当たりが強いわけでもないようです。
なにしろ、海外向けのスマホを堂々と国内で売るネットショップがいくつもあります。どうなってるんでしょうかね。
ちなみに、P30 liteのRAM 4GB ROM 128GBのGlobal Versionというのは、直接中国から買うと22,000円弱(執筆時)で買えてしまうのです。auで売っている同スペックのものと比べて、ちょうど1万円も安いわけですよ。
とはいえ「違法」なんですから、そういうものを買っても、他人には言わないほうがいいと思います。
実用上の性能はどうなんだろうか
で、なんだかんだ言っているうちに、ポチってしまいました。
注文した後に見たのですが、ガルマックスさんのサイトに各種スマホのベンチマーク結果が載っていました。P30 lite と SH-M05のスコアを並べると、こんな感じ。
AnTuTuというのは、スマホの性能指標を得るためのベンチマーク・アプリです。
ガルマックスさんによると、「普段使いするなら最低限総合性能が6万点以上、ゲームも楽しむなら最低限3D性能が3万点以上の端末をオススメします。(2019年3月時点)」とのことです。
こうしてみると、SH-M05は実用端末としてもそろそろ苦しくなっていることや、P30 liteもゲーマー向きではないことなど、なるほどと思える結果になっています。
ということで、ポチってしまった自分の行為を正当化します。
届きました
手元に届きました。
ポチったから届くのです。
商品名を書いたフィルムがスクリーンに貼ってあります。店頭展示用ですかね。
保護フィルムと透明ケースが付いているのは、今どきの製品らしいです。
充電用のACアダプタとUSBケーブルのほか、イヤホンも付いていました。
カラーは、白と黒のほかに派手な「ピーコック・ブルー」とかいうやつがあったので、それにしてみました。
どの色でもお値段は一緒でした。
どうせケースに入れるので、色はなんでもいいんですけど。
いや、手放すときに影響するかな。派手なのはかえって嫌われるんだろうか。まあいいや。
ということで、続きは改めて書きたいと思います。