NHKでも番組が作られたくらい問題になっているネット通販サイトの「やらせレビュー」です。
特にAmazonが槍玉に挙げられていますが、楽天市場も他人事ではないようで、もうネット通販の「ユーザーレビュー」は信頼性が大きく揺らいでいます。
さて、こんな個人ブログで特定の商品を論うべきではないかもしれませんが、これは「Amazonのユーザーレビュー」に対するレビューだと思って、メタ視点で許してちょんまげ。
今回気になった商品はこちら。
よくある車用のスマホホルダーで、値段もそう高くはありません。
この商品を知ったのは、Amazon外のブログ記事でベタ褒めだったからだったのですが。


で、数少ない低評価レビューを見たら、こんなことが。


高評価と引き換えにギフト券を出すというのは明らかにAmazonの規約違反ですし、そもそも1000円そこそこの商品に1000円のギフト券を出すのですから、「やらせレビュー」募集の手口そのものです。
これら購入者からの「告発」レビューがあるにもかかわらず、なぜかAmazonは放置しています。
Amazonにしてみれば、売れる商品を取り下げるのも難しいのかもしれませんが、こんな状態を放置しているのを見ると、やらせレビュー問題など「どこ吹く風」なのかもしれません。
また、こういう「自社商品への高評価」レビューだけでなく、Amazonには「競合商品への低評価」レビューという攻撃があることも知られています。
実際、なにも問題など起こり得ないような製品に、いきなり「明らかに中古だった」とか「品質が最悪」などというレビューが付いているのを目にします。
特に、比較的低額で競合との差別化要素が乏しい商品では、こういう「負のレビュー操作」がやりやすいわけです。
嫌な時代になりましたねえ。