ずうっと愛用のエアバンド受信機IC-R5の調子が悪くて、どうもアンテナと基盤のはんだ付けが剝がれてるんじゃないかと思っていたのですが、ちょっと調べてみたら、これはIC-R5の持病のようでした。
で、Amazonで安いはんだごてを購入して、はんだ付けを直してやったら、すぐに治りました。
IC-R5はコンパクトで性能も良い受信機なのですが、スマホがこれだけ高機能になった現代では、あまり小さいと思えません。
むしろ、たかだか無線を受信するだけのラジオが、なんでこんなにでかいんだよ、と思ってしまいます。
そして、ひょっとして中国製でよいものがあるのではないか、と思いついて検索してみた結果、HanRongDa HRD-767という素晴らしい製品があることを知りました。
酷評されている
なにが素晴らしいかと言って、とにかく安くて、小さくて、バッテリーはmicroUSB充電。
ただしスピーカー非搭載でイヤホン必須。
なんとアンテナもなく、どうもイヤホンケーブルをアンテナにする仕様と思われ。
で、Amazon.co.jpでは酷評されています。
すがすがしいレビューですが、まあそうだろな、と。
製品説明では、アンテナを備えた受信機のような感度はなく、空港の展望デッキや航空機内で使えば云々と書かれています。
ちなみに、空港デッキならともかく、飛行機の機内で使い物になるかどうかは疑わしいです。
飛行機は耐雷対策などのため、一種のファラデー・ケージになっているので、 エアバンド受信機を機内に持ち込んでも、あまり電波拾えないように思うんですよ。
要は使い方である
それでも僕はこのラジオが欲しくなりました。
もちろん、空港での飛行機ウォッチングに使うためです。
僕は飛行場へ飛行機を見に行くとき、他の飛行機マニアの多くと同様、エアバンド受信機で飛行機の動きをモニターしています。そのときは、かならずイヤホンをしているので、受信機のスピーカーなんてなくてもかまわないのです。
また、感度が良くないといっても、その電波を出している空港にいるかぎり、問題にはならないのではないかという期待もあります。
ただし、航空機局の電波が拾えるかどうかわからないし、遠隔地の地上局の電波は拾えないかもしれません。
というわけで、IC-R5の代わりにはならないかもしれませんが、飛行場での飛行機ウォッチング用としては使えるんじゃないか、という期待を込めて、試しに入手してみることにしました。
届きました。→ 【届きました】エアバンド受信機 HRD-767
こんばんは、Lです。ブースカさんのスポッター趣味、素敵ですね~。英国紳士のようで憧れます。いつぞやのスピットファイアのお写真、大変美しゅうございました。情報をブースカさんのツイで追いかけていたので、名古屋に来るところを捉え損ね、ちょっと残念でした。
昔、航空情報に厚木の米海軍機の撮影の方法の連載がありましたが、毎回エアバンド必携でした。新しいラジオで効率よくチャンスが捉えられると良いですね。
小生は爆音がすると外を見るくらいなので、面白いものを見たことはないです。職場が米軍基地のそばだった折にまだ部隊配備前と思しき、P-1を見かけたくらいです。航空誌を見ると、ニムロッドが飛来しただのハンターがいるだのという話でしたが見たことがなく残念でした。最近、家の上をオスプレイが飛び抜けていくのを見ました。高江あたりで聞くと異様な低重音だと聞いていましたが距離があったせいか割と普通のローター&エンジン音でした。
さて小生はツイ垢がないのでワッチのみなのですが、中村医師のことで”立派な皆さん”に非難されていてちょっとびっくり。小生は2回講演に行って3回目は札止めで入れず本は2,3冊読んだだけの普通のファンですが、中村医師がタリバンとその政権時代を評価しているのことは彼を論じるものにとって基本だと思っているので驚きました。”タリバン政権が一番血なまぐさくなかった。彼らは凧揚げ禁止を始め欧米のデマによって悪魔化されている。異教徒にこれはOKか?あれはOKか?と聞かれたら、立場上、これもダメ、あれもダメと答えざる得ないが、実務的でなければ支持を繋ぎとめることはできないわけで実際には見ぬふりをしているのだ。現地の人たちの常識に沿った政権。だから前後の時代に比して一番安定していた”と言う風に、タリバン政権崩壊後も一貫して言ってきています。彼は(1)実務的な人(2)義人(3)帝国主義と資本主義を憎む人(4)左翼平和主義者であると同時に博多の玉井金五郎の孫なのでアジア主義、玄洋社の流れの最末端でもあるそうで、”無責任な外の人間の常識”で現地や彼を量ったり批判することはないようで。あと、”かつては日本に留学させて医学を学ばせるなどしていたが、英語を学び現代医学の免許を取り、都会の物質生活に浸るとみんなアフガニスタンを捨てて外国に行ってしまう。外国で稼げば物質的に豊かになれるのに、田舎で貧しいものに奉仕するなんて馬鹿臭くなるからだ。だから、留学させるのはやめて現地で現地に応じた教育をすることに切り替えた。支援としての教育が地元のためにならない場合もあるのだ”てなことも書いていましたね。
”立派な人たち”は中村医師やアフガニスタンの実相を妙に教条的に見ているように思います。まずは丸ごと素直に受け止めるところから始めれば、もっと味わえてもっと面白いと思うのですけどね。
グローバル化時代のアジア主義 中村哲の場合 – 京都女子大学
http://repo.kyoto-wu.ac.jp/dspace/bitstream/11173/366/1/0130_008_006.pdf
https://twitter.com/mouri/status/1202411029163999233
たいへん興味深い論文を紹介いただき、ありがとうございます。
僕が引用したインタビューで中村さんが言われたのは、タリバンは必ずしも恐怖政治で人々を従えているのではない、タリバンを支持するアフガン人たちの実情に目を向けてほしい、ということだと思うんです。
しかし、中村さんは本意ではない嘘をついているのだ、という見方をする人がいるとは思ってもいなかったので、かなり面喰らいました。
タリバンによる「狂信的」なイスラム原理主義を、西欧的な視点から批難することは容易いですが、戦乱に明け暮れるアフガニスタンの実情は、そういう話ができる次元ではない、ということなのではないかと思うんです。
イスラム原理主義というのは、いずれ克服されるべき問題であろうと僕も思うんですが、そのもとで治安が維持され、生活が保たれるのであれば、アフガンの人たちがタリバンを支持することに不思議はないと思います。
子供による自爆テロだとか、とても容認し難いことですが、そういう過激なイスラム原理主義がなぜ根付いてしまうのか、そこを掘り下げて考えるべきだというのが、僕の考えです。
現地の人たちに「西欧的」な人権思想を訴えても、それが大国による軍事介入や利権漁りを伴うものであったら、それは受け入れられないのではないか、と。
スピットファイアの件、ありがとうございます。
あれは飛行計画が台風のために変更されたので、振り回された人が多いです。
僕も、ほとんど直前に話を聞かされたのですが、幸いにも地元なので見ることができました。
本日も、今年に入って初めて名古屋飛行場に行ってきました。
今後とも、よろしくお願いします。
まさかの中国発送